予防歯科の先にあるものは何でしょうか。
かみ合わせがその答えです。
最適なかみ合わせをもつ方々は予防への依存が少なく、そして健康です。
上下の顎が開いたり閉じたりするためには顎の関節と筋肉が重要な役割をしています。
かみ合わせの健康とは何か。
それは顎を動かす筋肉の健康であり、顎の位置が正しいことが必要です。
姿勢が悪いと肩がこります。
顎にもよい姿勢があります。
それを守っているのが、かみ合わせなのです。
つまり、歯並びがよく見えても、顎の位置が正しいとは限りません。
最初に顎の位置を調べる必要があるのです。
かみ合わせの検査とは顎関節や筋肉が疲れないための歯の位置を探し出すことなのです。
歯や歯周組織以外に解決策が隠れているのが「かみ合わせ」の問題なのです。
一部の方にとっては、歯や歯肉が健康であるほど、「かみ合わせ」のわずかなずれが顎の関節と筋肉に無理をさせて、肩こりや頭痛といった不定愁訴をひき起こしてしまうのです。
「かみ合わせ」とは、ルールと言い換えられます。
ルールが破られると、歯だけでなく、顎の関節や顎を動かす筋肉に問題が出てきます。
例えば、顎関節にきしむような音が出たり、こめかみの横の筋肉が痛んだりします。
顎を動かす筋肉は首の筋肉と連携しているので首や肩のこりの原因にもなります。
また、「かみ合わせ」によって顎の位置がずれると舌が下がり、いびきの原因にもなります。
歯ぎしりは「かみ合わせ」のルールが破られるとひどくなります。
歯ぎしりによって無理な力がかかる歯は、知覚過敏や虫歯が生じやすくなります。
そして歯肉への負担が増えると歯周病の進行が加速し、ブラッシングを頑張っても歯を守りきれなくなります。
つまり、歯や歯肉が弱い方は、メインテナンスの他に「かみ合わせ」の改善が必要なのです。
インプラントや入れ歯の治療が必要な方は、歯を失ったもうひとつの原因が「かみ合わせ」にあったのかもしれません。
矯正治療についても同じルールが当てはまります。顎の関節と顎を動かす筋肉の健康を考えてあげる
ことです。
前歯の見映えに気をとられていると「かみ合わせ」の安定という大きな目標を見失うことになります。
ですから歯の数を減じる小臼歯の抜歯は出来る限り避けるようにします。
歯の数を減らすと舌のスペースが不足していびきをひき起こすことも考えられます。
矯正治療の目標は、顎の関節と顎の筋肉にストレスがかからない顎の位置に歯並びをつくることなのです。
やはり、顎関節と筋肉の状態を調べることがポイントです。
以上のように、当院では今まで軽視されてきた顎の関節や筋肉のストレスという、直接目でみることのできない「隠れた問題」に注目しています。
「かみ合わせ」を考えたメインテナンスと各種治療の組み合わせで、あなたはお口と首まわりのストレスから解放されることでしょう。
肩こりに気づかない方がいるように、「かみ合わせ」の問題はご自身では分りにくいものです。
当院では詳しい検査とは別にレントゲンや歯型が不要ないくつかの方法で、「かみ合わせ」の問題の有無を確認しています。
1. 治療を受けられた方の感想
https://youtu.be/MPbk43AbEgo
2.「かみ合わせ」を改善する考え方や詳しい検査の実例(K.i 歯科のHP)
http://itp.ne.jp/ap/0334266488/lp/1/
アクセス | 小田急線経堂駅 徒歩5分 南口農大通りを下り、途中の「農大通り中央整骨院」で左折して3ブロック先です。 |
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駐車場 | 2台分あります |
予約 | 予約制(当日予約も可能です) |
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日本インプラント学会
日本顎咬合学会
ICCMO(国際顎頭蓋機能学会)
公立九州歯科大学卒
院長 歯学博士 菊池 龍介