当院の特徴～歯科全般から「嚙み合わせ症候群」まで
- 快適に噛めることをめざしています。そのために必要とされるすべての治療に対応しています。「嚙み合わせ」に違和感を感じている方にとって、その原因を明確にして不定愁訴を改善することができる医院です。
- 歯を残す取り組みや予防では、口腔ケアだけでは解決できない問題（嚙み合わせの異常）が存在していないか注意をはらっています。一般的な治療を受けられた場合でも、嚙み合わせのノウハウ（秘伝のタレ？）が加われば快適性・長持ちに差が出ます。
- 矯正治療の場合、特に小児では上下の「あご」の成長を促します。すると歯並びの改善がスムーズになります。成人では、その方の骨格に調和する歯並びと「あご」の筋肉・顎関節のバランスを重視しています（嚙み合わせ治療を意識しています）。どちらにおいても、小臼歯の抜歯はいたしません。つまり、お身体に無理のないように「歯並び」と「嚙み合わせ」が両立する矯正治療を実現します。
- 義歯にするかインプラントにするかの選択は、ご希望に沿ってサポートしています。なぜなら、当院は総義歯に強い歯科医院としてスタートしたからです。「無痛義歯」（保険外）がポリシーです。見た目も美しい義歯です。一方で、インプラントは安全性を第一に考えて、40年近い歴史があるアメリカ製のショートインプラントを採用しています。さらに当院のインプラント治療は独自の工夫によって、審美性でもアドバンテージを発揮します（関連書籍に掲載中）。また、将来的に不要になったときには簡単に取り外すことができるタイプ（詳しくはインプラント項目で解説）なので、超高齢化社会に適したインプラント治療であると考えています。
- 『噛み合わせ治療』ということばは、まだ、一般的とはいえません。「嚙み合わせ」に違和感を感じている方には筋肉の検査をおこないます。「あご」の筋肉の筋電図を見たり、「あご」の動きの特徴を確認します。今まで受けられたことがない検査かもしれません。 「噛み合わせ」とは、じつは感覚（触覚）の世界なのです。先端機器によって感覚の世界を視覚化して確認することが必要なのです。
- CTスキャン､CAD/CAM､レーザー､ 「かみ合わせ」の検査機器、歯周病の検査機器、自己血の遠心分離機など先端医療機器を網羅しています。一般歯科治療もこれらの機器の支援のもとにおこなわれています。
- 先端医療機器を有効に活用するために、独自の応用法も含めて学会などで積極的に発表しています。さらに、患者さんの満足度や美容といったテーマはデータになりにくいのですが、大切なテーマだと考えています。例えば、CT画像を利用して総義歯治療を可視化しました。歯科におけるCAD/CAM補綴の最も有効と思われる使い方を述べました。また、ショートインプラントの高齢化社会における優位性、審美性における優位性について執筆しました。さらに、「嚙み合わせ症候群」の治療法や臨床例では多くの発表があります。変わったところでは、日本や韓国の美容外科学会で、「嚙み合わせ」と顔貌の変化の関係について発表しています。
先端の医療機器を導入、一般治療の他に複雑な「噛み合わせの治療」にも対応しています
当院ではお子様から年配の方まで、虫歯、歯周病、歯並び、噛み合わせ、顎関節症にいたるまで全ての問題についてのご相談が可能です。
対応の難しい『噛み合わせ』のお悩みはもちろん、予防、歯列矯正、歯周ケア、インプラント、無痛義歯など歯科全般に対応します。
CTスキャン、CAD/CAM、筋電計といった先端かつ特殊な医療機器を導入し、歯科のあらゆる分野に万全を期しています。
このようなことがいえるのは、歯科の本質である「嚙み合わせ治療」に精通することができたからなのです。
当院の特徴
先端検査機器を使って「噛み合わせ」を正しく診断します
噛み合わせに問題があるかどうかは、まず筋肉と関節の両面から専用の計測機器で検査します。さらにCTスキャン、歯の模型などさまざまな角度から検討します。「嚙み合わせ」という複雑な概念は単純な因果関係とは異なるアプローチを必要とするのです。つまり、よりよいアプローチの方法が存在するということです。
当院では筋肉の収縮とともに発生する活動電位を波形として計測・記録する「筋電計」などの専用の計測機械を複数導入しており、精密な検査が可能です。つまり、目には見えない筋肉の状態を可視化することが、「嚙み合わせ」を知るための第一歩となります。
さらに、正しい噛み合わせの位置を見極めるためにはその他の専用計測機器が不可欠です。このほかに、歯科用CTスキャン、顎運動解析機、CAD／CAM、レーザー治療器などの先端機器でデータで解析や実際の治療をおこないます。高い目標を決めてから治療をすることが重要です。
歯や、「あご」の関節や、噛むための筋肉の存在を忘れるくらい滑らかで、よく噛める「噛み合わせ」を提供することを目指しています。これはいい換えると、良い状態になれば長持ちするということなのです。長持ちするということは、無理がないということです。シンプルな目標ですが、その過程はかなり複雑であるといえます。以上のことからお分かりのように、虫歯治療も歯周病治療、歯列矯正治療、インプラント治療、義歯治療も「嚙み合わせ治療」の一部であり、同義語といってもよいのです。「嚙み合わせ」に問題のない方々には、シンプルに長持ちする治療を提供できれば、と考えております。
