噛み合わせの治療。期間は?費用はいくら?

      2023/07/26

 

噛みあ合わせ治療のあらまし

噛み合わせ治療の目的は「噛み合わせ」に由来する不定愁訴を解決することです。
不定愁訴の多くは「噛み合わせ」によって「下あご」の位置がずらされることによっておこります。
したがって「噛み合わせの治療」は、ずれた「下あご」の位置を不定愁訴が起こらない位置に戻すことと、不定愁訴が起こらない「下あご」の位置で噛み合わせを安定させる治療の二つの部分からなります。
前者を初期治療または一次治療といい、後者を二次治療とよんでいます。
治療の詳しい流れはこちらをご覧ください。

 

噛み合わせ治療の期間

不定愁訴を解消するまでの初期治療は通常、3~6カ月で終了します。
そのあとの噛み合わせを治す段階の二次治療は、治療手段によって異なります。

噛み合わせを補綴的な手段(被せ物)で治療する場合は、半年から1年位が必要です。

上下の歯を不定愁訴が起こらない「あご」の位置で噛み合うようにする矯正治療の場合には2年前後が必要です。

 

噛み合わせ治療の費用

3-1.費用の目安

  1. 当院では、一回の治療に費やす時間、治療の難易度、医師の知識と経験、技術力にもとづいて費用を設定しています。
  2. 噛み合わせ治療はかなり高度な治療なので残念ながら保険治療には対応していません。
  3. 治療費については、治療を開始する前に概算をかならずお知らせします。十分に理解し納得されたうえで治療を受けてください。

3-2.治療費の区分と金額

項目 内容 価格(税込)

第1段階の治療

あなたの筋電計の数値が低くなるような顎の位置を調べて「着脱式の装置」(治療用マウスガード)をつくります。
ここでの目標は、治療用マウスガードを用いて頭・あご・首・肩の筋肉およびあご関節のネットワークにアクセスし、つらい症状を改善することです。
治療期間は3~6ヶ月程度、治療回数は3~6回程度です。

38万5千円
(3回分の精密な調整料を含みます) 
4回目以降の調整が必要な場合は別途2万2千円が毎回生じます。

第2段階の治療

歯列矯正
歯に器具を装着して、咀嚼筋や顎関節に負担のない歯並びに変えます。
治療期間は2年前後、治療回数は月に1~2回です。

38.5万円~220万円

被せ物治療
歯を削りセラミックなどで被せ物をします。
治療期間は6ヶ月程度、1歯につき3回程度。

1本あたり15.4万円
(本数によります)

 

噛み合わせ治療の効果

噛み合わせ治療は不定愁訴を解決することが目的ですから、不定愁訴から解放されて肉体的、精神的に苦痛の無い生活が送れるようになります。
 解決できなかった不定愁訴が、根本的になおかつ安定的に解決されることが少なくありません。
不定愁訴は肉体的なものだけでなく、精神的なものが含まれることもあります。
なんとなく元気がなく無気力に見えてしまうと、人生において大きな損失になるかもしれません。
そのような不定愁訴を解決するお役にたつことができればこれ以上の喜びはありません。

 

まとめ

解決が得られない原因不明の不定愁訴で悩んでいる人は数知れません。
そのほとんどの人々はただ耐え忍ぶしか方法がありません。
しかし50年も前からその解決法は提示されてきていて確実に効果をあげきています。
もしあなたがこの治療法に掛けてみたいと思われるのであれば下記の学会のホームページにアクセスして会員の医療機関に相談してみてください。
国際顎頭蓋機能学会日本部会(ICCMO-J)



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